東北地方の関連団体・事業者のネットワークを構築して、地域の経済そして地球環境の保護に貢献します
パソコンやスマートフォン、タブレット端末、OA機器など、電子情報機器は社会に欠かせない存在となっています。それに伴って、使用済機器の廃棄も増加の一途をたどっています。
国際的な持続可能な開発目標・SDGsにおいても、17の目標のひとつに「つくる責任 つかう責任」が挙げられています。
また、都市鉱山といわれるように、パソコンなど情報機器には有用な資源(レアメタル等)が含まれています。
それらを回収して再利用できるような法律等のしくみが整備されてはいるものの、実際には適正な排出処理がなされるのは、ごく一部にすぎません。
特に、事業所や家庭に退蔵されたままのパソコンは、相当台数が眠ったままであり、個人情報、企業情報などのデータ漏洩対策が、処分を阻害しているその大きな要因であるとされています。
当機構は、関連業者や公的団体、研究者等を会員とし、関連情報の提供やサービスを展開することで、パソコン等情報機器の3R(リユース=再利用、リサイクル=再資源化、リデュース=廃棄防止)を図ることを目的として、2022年1月に設立されました。
関係各位のご協力とご指導をいただきたくお願い申し上げます。
事業所から排出される使用済パソコン等のデータ消去と回収、その後のリサイクル等処理を適切に行います。一連の作業には、障がい者就業支援施設に協力いただき、資源化の最大化と障がい者の収入向上に資するしくみを構築しています。
個人から排出される使用済パソコン等のデータ消去と回収、その後のリサイクル等処理を適切に行います。サービス提供料は無償(特殊メニューは除く)として、事業所向けと同様に資源化の最大化と障がい者の収入向上に資するしくみを構築します。広報と申込みのための専用サイトを設け、令和4年春に公開予定です。それまでの間、下記サービスをご利用いただけますので、ご参照ください。
地域から排出された情報機器を、地域で再利用するために、関連団体や事業者のネットワーク構築に取り組んでいます。
排出者が自ら簡単確実にデータ消去できるソフトウェアの開発としくみづくりに取り組んでいます。
国際宇宙ステーションから見た北日本と東北地方(2015年10月17日、NASA, International Space Station, Riccardo Rossi, Public Domain)